皆様は保険に入っていますか?
保険といっても、何がいいのかなかなか難しいですよね。
掛け捨てや積み立てなどは聞いたことがあると思いますが、どういった違いがあってどちらのがいいのか、わからないですよね。
そこで今回は、保険は本当に必要なのか、掛け捨てと積み立ての違いについてご紹介していきます。
保険は本当に必要?
私たちは、日々当たり前に生活をしていますが、多くのリスクがあります。
例えば、病気や怪我で入院、または手術を受けたときのお金の心配はありませんか?
また、ガンになって入退院を繰り返すようになったら、入院費、生活費をどのようにまかないますか?
これらが発生した時に経済的なダメージが大きく、貯蓄ではまかなえないこともあります。
発生頻度が少なくても、ダメージが大きければ備える必要があります。
経済的損失に備える手段が保険なのです。
掛け捨てや積み立ての違い
保険を大きく二つに分類すると、掛け捨てと積み立てに分けられます。
掛け捨てと積み立ての最大の違いは、解約時や満期時にお金が戻ってくるかどうかです。
掛け捨ての場合、いくら保険料を支払っていても、満期時にお金は戻ってきません。
また、解約時に受け取れるお金もごくわずかです。
積み立ては、解約時や満期時に返戻金という形でお金を受け取れます。
掛け捨てのメリットとデメリット
【メリット】
- 保険料が安い
積み立てに比べると、低額で高額な死亡保証を確保することができます。
- いつ解約しても返戻金はほぼ変わらない
解約返戻金はゼロか非常に少額なので、解約するタイミングでその損得はほぼありません。
【デメリット】
- 貯蓄性がない
返戻金がほぼないので、生存中に必要となる資金の蓄えにはなりません。
- 保険期間が決まっている商品が多い
10年ごとに更新・または60歳までと、保障される時期が限られています。
また、保険料は更新のたび上がるケースがほとんどです。
積み立てのメリットとデメリット
【メリット】
- 貯蓄性がある
商品によっては、支払った保険料より多い返戻金がもらえることがあるので、資産形成としても活用することができます。
- 保障が一生涯続く場合がある
終身保険ならば更新がなく、保険料が一定のものがほとんどです。
【デメリット】
- 保険料が高い
掛け捨てと比べると、貯蓄性があるので保険料が高いのが一般的です。
- 解約時期によっては支払った保険料よりも返戻金が低くなる
短い加入期間で解約すると、多くの場合、解決返戻金は支払った保険料の総額よりも安くなります。
保険は本当に必要?掛け捨てや積み立ての違い・まとめ
いかがだったでしょうか?
保険じたい、絶対加入しなければいけないものではありません。
ただ、何かがあったときあなたや家族を助けてくれるかもしれません。
掛け捨てと積み立てのどちらがいい、といった万人にあてはまる答えはありません。
掛け捨てと積み立ての違いを理解したうえで、あなたが何を重要と感じるかに合わせて選びましょう。
実際、掛け捨てか積み立てかを選ぶ際は、備える金額はいくらなのか、どの保険内容があなたに必要なのか、最適なのかを考えて加入する必要があります。