今の仕事が、100%自分にぴったりの職種だと思いながら働いている方は現在どれくらいいるのでしょう?
たいていの方は何かしらの不満を抱えながらも、お金のため、生活の為に転職せずに働いているのではないでしょうか。
でも、心の中で「転職できたらいいのに」「もっと働きやすい職場だったらいいのに」「あの人の仕事がうらやましい」などと、転職へ夢を持っている方も多いことでしょう。
そこで、転職を考えたとき、まず最初に何をしたらいいのかなど、ここで転職についての豆知識についてご紹介します。
まずは現在の仕事が本当に自分に合っていないのか、転職することで本当に状況が良い方向へ変わってくれるのかを確認するため、現状の不満をしっかり書き出して把握してみましょう。
職場の嫌だなと思う点、嫌いな仕事内容、同僚や上司への不満などでもいいので、とにかく仕事に関する不満を全て紙に書きだします。もうこれ以上書けないという状態になるまで書き続けましょう。
そのうえで、それらの不満をグループ分けしていきます。
たとえば上司への不満、同僚の嫌がらせなどがあれば、それは人間関係というグループにまとめましょう。
仕事が細かくて大変、人と話すのが苦手なのに窓口対応をしている、営業成績を上げられないなどの不満は仕事内容というグループに分けてみましょう。
こうしてグループ分けすることで、自分が仕事のどの点に関して不満を多く感じているのかという点が見えてくるはずです。
今の仕事がなぜ嫌なのか、なぜ転職したいのかをしっかりと把握できたのであれば、今度はその逆で、今の仕事のいいところも書き出してみてクループ分けしてみましょう。
こうすることで、今の仕事のいい点と悪い点を確認できますね。可能であれば、異業種の友人にも同じように現在の仕事についての不満といいところを書き出してもらい、お互いに見せ合うといいでしょう。
見比べると、案外自分の不満の方がまだ我慢できるレベルだなと感じることも多いはずです。
自分が辛い時は周りの方が幸せのように見えてしまいますが、案外みんないろいろな苦労や悩みを抱えているものです。
転職をすることはもちろん悪いことではありませんが、転職したらすべてがうまくいくと期待しすぎも危険です。
いきなり別の会社へ飛び込むのではなく、転職しなければよかったと後悔しないためにも、しっかりと今の現状と向き合い、他の職種のメリットデメリットなども理解したうえで慎重に行うこともおすすめします。