日本人特有の美学として、”転職はしない方が良い” ”同じところでずっと働き続けた方が良い”というものがあります。
日本の歴史を紐解いていった時に存在する、鎖国の名残なのでしょうか。
他のものを寄せ付けない文化によって守られたものも多々あり、それが日本が日本たる所以になっている部分もあるため、一概にそれが良くない文化だとは言いませんが、あまりに視野が狭く感じる言葉だなと思います。
視野を広く持つと見えてくることがあります。それが転職は悪ではないということです。
話は変わりますが、ホリエモンこと堀江貴文さんの話で、ツイッターにて”都内で月給14万””日本終わってる”と嘆きのツイートをした人に対して、”日本が終わってるんじゃなくてお前が終わってるんだよ”と堀江さんがリプライし、炎上した事が以前少し話題になりました。
過激な言いぶりだったので勘違いされた方なども含め炎上したようですが、確かに電車内やビルの壁面など、都内のどこを見ても転職についての広告だらけにも関わらず、その待遇で満足して働き続けている時点で探す努力を怠っているとしか思えない、と言われたら、至極同然であると感じてしまいました。
あるデータでは、10人に9人は転職して満足したというデータもあるようです。
特にありがちなのが少しブラック気味の企業で働いていて、休みがない、拘束時間が長いので、転職のために使う時間や気力さえ奪われるという状態です。
ちなみに私はこれでした。思考停止状態に陥り、辞めたいなと最初に考えてから、2年くらい転職できませんでした。
ブラック企業あるあるでしょうが、上司や同僚に退職を止められる、というのもありましたが。
私も、何度も転職を経験していますが、今では会社を経営しています。
振り返れば全ての職業での経験が役に立っていると胸を張って言えます。
無駄になった知識はありません。
私は数年前に転職してからすぐにその仕事で使う国家資格を取りました。
ベクトルがちゃんと向くと人間は何でもできます。他にも何個か資格は持っていますが、試験を運営しているところが変わらないため、過去問を繰り返しやれば受かります。
あまり難しく考えずに転職したいのであればまず気になる仕事の資格の本をまず手に取ってみて、先に取ってしまうというのも面白いかも知れません。