「老後2,000万円問題」が話題になり、さらに今やコロナショックでお金への不安が毎日増していく今日この頃。
金融機関に預けても利息なんて期待できないし、多くの企業では給料が急激に伸びることも全く期待出来ない状況です。
こんな世の中で、どうやってお金を増やせば良いのでしょうか。結局は、支出を抑えつつ、稼ぐための行動をするしかありません。
でも、投資となると、胡散臭いとか、ギャンブルのようなものなどといった間違ったイメージを持っている方もいまだに残っているが現状です。
投資が必要だとわかってはいても、「お金がない」、「時間がない」、「わからない」、ではせっかくのチャンスを逃してしまいます。
そこで資産運用について少し調べてみました。
資産運用とは
資産運用と言えば投資が真っ先に浮かびますが、そこで、最も大切なのは、
『長期、積立、分散』と言われています。
長期で積み立てをすると言うのは何とかなると思いますが、投資を分散させるのはとても大変です。
上場株式会社は日本だけでも3600社以上もありますし、さらに、海外も合わせた多くの会社の中から成長する所だけを見つけ出すと言うのはとても困難です。
また分散投資を複数の会社にしようとすると、とても多くの資金が必要となります。
①投資信託
投資の手法はいろいろあると思いますが、はじめての資産形成をするのであれば、投資信託の活用がオススメと言われています。
資産運用の専門家(ファンドマネージャー)が私達に代わって投資を行ってくれます。
そして、その成果を分配してくれるという、とても便利な仕組みなんです。投資のプロが運用を代行してくれているので、特に専門的な知識は私達には必要は無いんです。良い投資信託を選ぶ力だけあればいいと思います。
②NISA(少額投資非課税制度)とiDeCo (個人型確定拠出年金)
積み立てNISAは、投資の利益にかかる税金(120%)をゼロにできる制度です。
購入できるのは、金融庁の定める基準を満たした、ETF(上場投資信託)、投資信託のみです。どちらも購入時の手数料が無料で、信託報酬も安く設定されています。
iDeCoは、掛け金を自分で運用して老後の自分年金を作る制度です。積み立てNISAと同様、投資の利益にかかる税金をゼロにできる上に、受け取るときに税制の優遇が受けられたり、毎年の所得税や住民税を軽減したりできます。
デメリットは、原則60歳になるまで引き出せない点です。
③株式投資
企業が、資金調達のために発行した株式を購入し保有売却することで利益を得るものです。
株価が割安になっている時期に購入し、高騰した後に売却するのが一般的な方法です。
その他資金の増やし方
その他、外貨預金、国債、FX、仮想通貨などがあります。
どれも、必ずリスクはありますのである程度の知識は必要になります。
見慣れない用語が大きかったりしますが、まずは最低限の知識を身に付けて、税金を節約することにもつながるので、無理なく投資を始めましょう。